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ガセットダンパー

NETIS登録No.090069-A ガセットダンパーについて

アーチ橋、トラス橋などのガセット部に適用するせん断降伏型の履歴型ダンパー

ガセットダンパーはせん断パネルに低降伏点鋼を用いた履歴型のダンパーです。

ガセットダンパー概要図

アーチ橋、トラス橋および方杖ラーメン橋などの二次部材(対傾構や横構)のガセットプレート部分に適用し、
主として橋軸直角方向地震動に対して効果を発揮します。

ガセットダンパー適用例

基本的な取付け構造は、アーチ橋の場合、横支材と高力ボルトで接合し、ガセットダンパーが橋軸直角方向にせん断変形する
構造です。寸法制限や取合などから横支材に設置するのが困難な場合は、アーチリブに設置することも可能です。

ガセットダンパーの取付け構造 ガセットダンパー設置時の格間パネル変形イメージ

常時やレベル1地震時までは弾性域で固定機能を有していますが、レベル2地震時にはせん断パネルが降伏して
地震エネルギーを吸収します。

ガセットダンパーの作動メカニズム

新設橋や既設橋の耐震補強いずれにも適用可能です。

製品の特徴

・優れた制震効果により地震時の主部材の応答、支承反力を大幅に低減できます。
・ガセットダンパーとガセットプレートを一体化せず、高力ボルトで連結した分離構造としているため、
 設計の自由度が拡がります。また、地震時に損傷した場合でもガセットダンパーのみを交換することができます。
・ユニット化された複数個のガセットダンパーを設置するため、1個ずつ交換することが可能となり、交換作業が容易です。

ガセットダンパーの適用効果例(鋼上アーチ橋の橋軸直角方向地震の場合)

性能確認実験

要素モデル、実際の構造を模擬した大型のフレームモデルでの性能確認実験を行って、ガセットダンパーの履歴特性、
繰り返し性能を確認しています。

要素モデル実験状況 フレームモデル実験状況

実験結果

設計フロー

設計フローと主な照査例を示します。設計では常時およびレベル1地震動では固定、レベル2地震動でダンパーとして機能する設計を行います。ダンパーの照査は、最大せん断ひずみ12%に相当するせん断変形以下であること,累積塑性変形倍率は安全率のとり方によりますが、800以下となることを照査します。

 

標準品

230kN~1000kNについては、標準品を用意しております。標準品の寸法表および設計曲線につきましては、以下をご参照下さい。

標準寸法・設計曲線 2011.03.07 (Ver. 2.1) PDF

特許

特許第4362634号 橋梁へのせん断パネル型ダンパーユニットの取付け構造、せん断パネル型ダンパーユニット、及びせん断パネル型ダンパーユニットの交換方法
特許第4411444号 構造物へのせん断パネル型ダンパー取付け構造

新技術登録

国土交通省 NETIS 登録No.090069-A (技術名称:ガセットダンパー)

資料

設計要領 2011.06 PDF

代表的な上路アーチ橋を対象に、ガセットダンパーの有無をパラメータとして動的解析を実施し、ガセットダンパーの制震効果を確認しています。

解析検討事例 2008.02.22(Ver. 1.0) PDF
外部発表論文 - 構造工学論文集 2008.03 PDF

鋼上路式単純トラス橋を対象に、ガセットダンパーおよび制震ストッパーの有無をパラメータとして動的解析を実施し、両ダンパーの制震効果を確認しています。

解析検討事例 2008.12.09(Ver. 1.0) PDF

耐震製品のお問い合わせ

株式会社横河ブリッジ 橋梁営業本部 東京営業第二部 鉄構製品課(本社)

〒273-0026 千葉県船橋市山野町27
TEL:047-437-7999 / FAX:047-435-6154

株式会社横河ブリッジ 橋梁営業本部 大阪営業第二部 鉄構製品課(大阪)

〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-7 OSJ御堂筋瓦町ビル
TEL:06-6484-5188 / FAX:06-6203-8030